どんなに辛くて絶望の日々でも理姫さんの歌詞に救われる人生を選ぶ
女界最弱の私が言うことじゃないんですけど
理姫さんの歌詞に救われないまま人生が終わる女の子をこれ以上放置しておきたくないんですね。
もし理姫さんが言葉を発信してくれなくなっちゃったら、マジで女子の心の避難所がなくなる。そう思ったんですよ私。
ハイヒールどころからローヒールでも階段という階段から転げ落ちる私でさえそう思ったんですよ。
恋の話よりも理不尽な上司への愚痴と腰痛の悪化を飲み会で語りたがる私でさえ(以下略)
生々しいのに、生臭くなくてむしろ美しくて儚くて。
私たちの心のようで、実は私には見えていないもっともっと先まで言葉で言い表していて。
意地を張っているのに、大胆で正直で。
理姫さんの歌詞が、傷を癒す処方箋にも、不快感を忘れるアルコールにも、自信を持って歩くための香水にもなるの。
そんな私、今日は(いつも歌詞7:楽器3くらいで偏りありまくりで書いてますけどいつも以上に)歌詞の話オンリーで書きたい。
歌詞カードなしに新譜を聴けないとか、LNEのホーム画面にお気に入りの歌詞書いちゃうとか、そういう女の子向けの記事。
だからまあ、アカシック普段聴いてないよって人もサラッと読んでほしい。セレクトは完全月野にこ主観なので文句は言わないでほしい。あと歌詞の話なんで提供曲も織り交ぜる。
ピンク
アカシックの楽曲で一番好きな曲をファン投票で募って上位をライブで演奏するという企画があったときの1位。
この曲が支持されることがアカシックらしさというか、いかに理姫さんの歌詞が女の子を救っているのかがわかる。
うるせー黙れって言いつつ 超守ってくれる
あなたの腕の中で あたしの人生台無しがいい
付き合っている男の治安に若干の不安はあるけど、これが恋そのものなんだよな。
愛が膨らんでいく真っ最中に世間一般の価値基準に見合うような「幸せ」なんて頭にない。
お金の安心とか社会でどう呼ばれるかとか、そんなこと脳裏によぎるうちは「あなたのことしか考えられない」状態でもなんでもないわけ。
人生なんか台無しでいいの。
死ぬほど好きだから
そんな不安な顔しないで
これだけなの。相手の顔色に陰りがないこと。それだけが叶えば満たされるの。
地獄に手を振って
叫びたいのを堪えている
頭がおかしくなったり
崩れたり ひび割れたりする音だって
すべてあたしが貰う
「かばってあげる」とか、「守ってあげる」とか、それじゃ足りなくて。
あなたの絶望は私の絶望だから、せめてあなたからは絶望を取り除いてあげたいのよ私はどうでもいいからさ、って覚悟。
「貰う」ってところが良いの。絶望を食い止めるとか、悲しいことが起きないようにするとか、そんなことはできないの。
回避ではなくて、あなたに降りかかるものを私が代わりに受け止めるね、ってちょっと下手くそで無茶な自己犠牲。
でも、だからこそこの言葉って本物の愛だし本物の優しさだよなって思える。
せつないや(桜エビ~ず)
ちょっと熱くなった頬を
冷ましたかっただけなの
ただ歩きたかっただけです
この全然素直になる気のない女の子、心当たりはありませんか?あなたではありませんか?
適当な理由つけて外に出たり連絡したり、そんな衝動。
ありふれて嫌いだった
流行りの歌が胸をつく
ねえ、こんなことを言われて男子は何も思わないの?そんなの薄情にも程がありません?
流行りの歌、頭に思い浮かべてごらんなさいよ。
なんて言ってる?その歌。特にサビとか。ねぇねぇねぇ。
どうして胸をつくのか、赤らめた顔の冷まし方も下手くそな女の子の気持ち、わかってよ。おねがいよ。
こんなに顔を赤らめて必死で言ったんだから、この切ない気持ちに答えを頂戴よ。おねがいよ。
そんな訴えが伝わる歌詞。全女子に聴いてほしい。全男子にわかってほしい。
真夜中のクローンラベル
あわれにも美しいまぐれに
かけた鍵無くして
せいぜい酒場で過ごしては
まあまあのんきに暮らした
私のこと、見てたの?あの酒場の後ろの席にでもいたの?
喜ばしいことや嬉しいことがあると「まぐれ」だと言っちゃうクセ、そこに「あわれ」って乗せちゃうセンス、鍵をかけたはずなのに易々と油断してしまう心、酒の力を借りればなんとか「のんき」な気分になれる(からシラフの寝る前が意味わからないくらいに怖いこと)、全部お見通しなの。
漠然としていて、夜の深さのように私を取り巻く不安、そこに言葉をくれるの。
そして、言ってくれるの。
明日も仕事だ寝なくちゃ
理姫さんは嘘を言わない。私たちはそれに嬉しくなる。
Mr.Fancy
なんてつまらない女なのあたしは!
人生、人生、捌けない!
愛する人には触れない
酔っ払ってりゃいい
ちゃんとしたって会えないし
悔しい
死にたいって理姫さんは言わない。軽率な言葉を吐かない。そこが信じられる。
だから、理姫さんは絶望をこうやって書く。
自虐で「私メンヘラだわ」とか言っちゃうとき、ほぼほぼこの気持ちじゃない?ってくらい心の実況中継な歌詞。
やっぱり理姫さんは酒場の後ろの席にいるのかな。
「ちゃんとしたって会えないし」って、やけ酒しているときの心ぜーんぶ透視されてんのかなと怖くなる。
些細なことで自暴自棄になるし、そもそも他人にとっては些細なことでも私には人生くらい一大事だし。
好きな人との距離感一つで私は頭おかしくなっちゃう。
you&i
泣くような日があれば 派手に散らかして
拾って 大事にしてなんてずっと甘えていたっけな
「大事にして」、この一言を告げるのにどれほど私たちは苦労するんだろう。
素直に言えればそれで済むのに、よくわかんないことに悩んで、葛藤して、恥じらって、イラついて。
「派手に散らかして 拾って」があまりに沁みるの。わかるの。
自分でもなんでこんなにたくさんの無駄を重ねなきゃその一言が出せないのかわかんないの。
ただ生きていくだけなのに手間が掛かる女だなぁ私って気分のとき、この歌詞に救われるの。
私
これはもう、タイトル通り脳内が理姫さんに侵略される気がするから御託を並べずにひたすら書き連ねたい。
噛んで吐いて落ちていく
ガムひとつ
寄り付くことも無い
口癖は幸せになりたい
「あたしは馬鹿だ」って顔に
書いて歩いたことなんか無い覚えもない
夢は私だ
はい、もう全部私。
ちっぽけで情けなくてやってられなくて、そんな私。
でも、恋に破れても、自尊心が危ういような痛みを背負っても、私として生きていたいの。それも私。
結婚
君の朗報に乾杯を
流し台に全て捨てる
(中略)
君が選ばない全ての
ねぇ、何が嫌?
こんなに耳から伝わってくる痛みってある?
「女の恋は上書き保存」とか言いますけど、あれ相手によりますからね。クズ男はハードディスクごと葬りたいけど。
ずっとずっと私の名前のまま保存しておきたかったのに、って恋もあるじゃない。もちろん。
一生、私には「選ばれなかった」という刻印が残るの。その朗報によって。
こんな悔しさ、惨めさ、虚しさ、どこかに流れて消えてしまえば良いのに。
残酷な後悔に苛まれるとき、この歌詞が脳裏に浮かぶの。一緒に泣いてくれるの。
エンドオブザワールド
幸福な朝迎える 空気は
ピンク色に見えたかしら?
ベランダから覗くのはひたすら
灰皿と空き缶でした
たった4行で夢を絶望に突き落とす表現力。
「幸福な朝」って、簡単に言うけどもう壮絶に難しいことだと思うんですよ。
言葉を選ばずどどどストレートに言うと、セフレでも不倫でも片思いでも友達でも「幸福な朝」にはならない訳。
なんなら付き合ってても明日どうなるかわかんないような二人なら「幸福な朝」すら期限付きかもしれない訳。
結婚はよくわかんないけど、棄てられちゃうかもしれないし、死別しちゃうかもしれないし。
とにかく、いつ世界の終わりが来ちゃうかわかんないの。朝に保証なんてないの。
たった一筋の風が吹いたように、一瞬で幸せを奪う空虚感。
すべての絶望を共有してくれる歌詞。
8ミリフィルム
歌詞全文読んで。写経して。暗唱して。ってくらい理姫さんの歌詞の真髄が詰まっている。
誰とも結婚なんてしないでねさよならだけして
別れには二つの悲しみがある。この歌詞を読んで初めて気づいた。
あなたとあたしが離れてしまうことと、あなたが他の誰かと結ばれてしまうこと。これは全く違う悲しみ。
そんなとんでもないことをしれっと言ってしまう。
せめてもう別れるしかない二人なら、あたしは「ステレオタイプな未来は全然似合ってない」から別れることに納得してあげるけどお互いひとりぼっちのまんまが良いの。そんな強がり。
なのにね、弱音が出てくるの。
寝る前に何も考えない事なんてあたしはない
それだよ。どれだけ私たちが後悔して、駄々こねて、取り返せない色んなこと思い出してるか。
ぐっちゃぐちゃに考えてるの。恐ろしいほど心が埋め尽くされているの。
この歌詞がなかったら、乗り越えられない夜があるかもしれない。
それくらい、私たちの痛ましい心を知っている歌詞。
どん底に叩き落された女の子の気持ちに、「私もだよ」って寄り添ってくれる歌詞。
救世主とか、革命家ではなくて、同じ痛みを分かち合ってくれる人。それが理姫さんだと私は思う。
等身大の女の子って誰だよ
って思ってました。ずっと。それこそ「ありふれて嫌いだった流行りの歌」を聴く度に。
共感って言っても、私の心は歌詞に出てくる女の子みたいにそんなに綺麗じゃないし、とか。
反対に、いやいやこんな超しんどいときに社会のことまで考えてられませんし、とか。
でも、理姫さんの歌詞は私の中に何の差し障りもなくインストールされるの。
それこそ私は理姫さんのように、ファッショナブルな生き方も愛と憎悪に満ち溢れた日常も送っていないのに。
等身大というよりは憧れとか空想の人物に近いのに、私の心は一番腑に落ちる。
それってすごくないですか。女性として(おそらく)底辺の私まで救ってくれる、こんな私にもしみ込む歌詞。
やっぱり理姫さんの歌詞が世界に広まっていかないなんておかしいにも程がある。
私は出会えて良かった。底辺女だけど理姫さんの歌詞が傍にある。それだけで人生勝ち組。
だから私はこのブログを作ったし、ずっと更新し続ける。
そんな訳で、相変わらず好きにさせてもらいます。
おまけ
本当は続編を書きたいんだけど、私に音楽的素養がなさすぎて言葉にできないから誰か楽器編書いてよ。楽器できる人。頼むよ。題名だけ作っといたよ。特に3つ目。皆、10月26日までに書けよ。愛を叫べよ。後悔するなよ。
どんなにInstagramがこだわりの手料理の写真で埋め尽くされようとも奥脇達也の作ったエモの極み乙女な楽曲と奏でるドヤギターに託す人生を選ぶ
どんなにマネキン並みに整った顔立ちが騒がれようとも黒川バンビ絢太の楽曲のツボを押さえまくった激渋指圧ベースの良さの方を伝える人生を選ぶ
どんなに空回りのMCが聞けなくて寂しくなってもアカシックのドラマーとして私たちに溢れんばかりの幸せを託してくれた山田康二郎の男気と優しさを語り続ける人生を選ぶ
読む?にわかがモーニング娘。‘19の新メンバーの加入を見届けて母性が止まらないだけだけど。
グランマ、15期を語る
読む?三部作最終章。
といいつつ、結論からいえば書くの早い。
まだ15期ちゃんの加わった秋ツアーすら始まってない。
「店から漂う匂いでご飯3杯いけるわ」とか言うことあるけど、まだ店にすら辿りついていない。
店を予約するぐるなびの時点でご飯3杯食べてる。豊作でええね。
とにかく、可愛くて仕方なくて困っている。
にわかアラサー、応援しているアイドルちゃんに新人が入るということを初めて経験したが「こんなにお年玉あげたくなるものなのか」と愕然としている。
いや、こんな疑似祖父母体験ずっと繰り返しているベテランさんすごくない?
仮に9期から続けてたら孫19人もいるんだぜ?
無理。破産する。
家系図書き換えて全員に遺産相続したいけど19等分したら小銭しか渡せない。*1
でも!一つ声を大にして言いたいのは、誰が入ってきても私こんな風に疑似祖母になっていた訳じゃないのよってこと。
そんなわけで、美人揃いのジャパニーズな15期3人のことを気に入っちゃってくれちゃって良かったと言えるようにお話しますよ。
いつものごとく寛大な人だけ読んでね。
15期メンバー
北川莉央(シーブルー)
がおっきー「きたがわりおちゃん。しんメンバーりおちゃんのすきなのみものは、おみずなんだって!」#カリバディクス #がおっきー #morningmusume19 #北川莉央 pic.twitter.com/RaK8HB1GWY
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2019年8月14日
待ってた。
昨日まで普通の生活をしていたはずなのに、私が明日からモーニング娘。?って雰囲気を醸してくれる女の子待ってた。
もう加入前の映像から隠し切れないお嬢様っぽさ。ふんわりした女の子っぽさ。
ちょうどいいくらいの垢抜けなさ。なのに可愛い。
ところがどっこい。もうオーディションで歌えてるじゃん。何それ。すごくない?
包容力があるような声なのに語尾の節々がちょっと甘い感じ。何それ。新しくない?
未経験とか言いつつダンスレッスンでも経験者2人に食らいつく根性。何それ。最高じゃない?
もうそれこそ「なぜか不思議な力を持った女の子が地球を救う美少女戦士になっちゃった」感満載。シーブルー担当だしボブだしセーラーマーキュリーのお仕事をこの子にください。
ここまで書いているのに、あだ名が「水飲みババア」になるくらい水ヲタク(?)だったり、加賀楓さんのこと敬愛しすぎてちょっと危険人物だったり、「アイドルにはギャップが必要なんだ」ということを理解している女の子。
嘘。たぶん本人無自覚。無自覚に楓姉さんへの凶暴な愛を持ってる。
その無自覚で真っ直ぐすぎる心が、歌姫小田の歌割を欲しいと宣言する貪欲さにつながる。応援したさしかない。
【アプカミ#147】モーニング娘。'19新メンバー最終オーディションと初レッスン・「青春Night」野中美希のボーカルREC・稲場愛香の「メイク講座」 MC : 生田衣梨奈 横山玲奈
おばあちゃんは、「このお小遣い、お父さんとお母さんには内緒だよ」を発動した!
岡村ほまれ(デイジー)
がおっきー「おかむらほまれちゃん。しんメンバーほまれちゃんのすきなたべものは、おにくなんだって!」#カリバディクス #がおっきー #morningmusume19 #岡村ほまれ pic.twitter.com/SzUCqGIpxA
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2019年8月15日
小さいお顔と手足の長さのせいで目がおかしくなる。宇宙人なのかもしれない。マキノマリア星の。
そんじょそこらで聞いたことない、覚えさせる気満々の珍しいお名前。
花が咲くように凛として愛らしいお声。
キャプテン翼の世界から抜け出したのかな?ってくらいの等身。
しれっと堂々とした立ち振る舞いでバキバキ踊れる能力。
初めて合格者発表で見たときから「ただ者じゃない」オーラが仏光のように輝いている。
なるほど、その仏光が広がる様子が花のようだからメンバーカラーがデイジーなのね(違う)
昔ちょっと芸能活動してました~なんて情報出たりしたけど*2、むしろ14歳なんて子役出身の子もちょっと成長して「あれ…なんか可愛らしい感じじゃなくなったかも…」みたいな年頃じゃん。
そんな時期にこの完成した美少女なの、すごいよ。べたべたに褒めたたえるべきだよ。
なのに、ちょっとこの子も無自覚なギャップ少女。ブログはいつもお花の絵文字ではなくお肉の絵文字で「ほまたん」と書く。この子のブログ読む度にギャートルズ思い出す。(世代)
そんでもって「佐藤優樹さんの写真を額に入れて飾ってます」とか言い出す。
こっち側の人間じゃん。同担じゃん。ほまたん同担。応援したさしかない。
【アプカミ#151】モーニング娘。'19 15期メンバーのダンスレッスン・「ニッポンノD・N・A!」振り入れ・浜浦彩乃の「ヘアアレンジ」 MC : 前田こころ 山﨑夢羽
おばあちゃんは、ついついうっかりクレジットカードを一枚紛失した!
山﨑愛生(ブライトグリーン)
がおっきー「やまざきめいちゃん。しんメンバーめいちゃんは、パンダさんグッズをあつめているんだって!」#カリバディクス #がおっきー #morningmusume19 #山﨑愛生 pic.twitter.com/zNUzA3qzkn
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2019年8月16日
ストレート剛速球しか投げない異常な真っすぐさに、まずは驚けば良い。
初球、パンダさん。第2球目、パンダさん。第3球目、パンダさん。変化球など、絶対投げない。
「話してみたい歴史上の人物」に「カンカンランランさん」を挙げる異常な執着。動物を人物に変える強めのねじ伏せ方。
でもこれを、変わり者の一言で済ませるのはもったいないんだぜ。
デビュー以降のブログにずっと通し番号を振ったり、こつこつ英語を勉強したり、ハロプロ研修生北海道として必死に研鑽して歌唱賞やキャラクター賞を獲得したり。*3
一途に突き進む女の子。そこに、ぽわぽわした舌足らずの話し方とニコニコした笑顔。ピュアピュアぽわぽわ。
こんな風に書いていると、癒されるだろ?可愛くて口元ゆるんじゃうだろ?お財布の紐もゆるんじゃうだろ?
ところがどっこい。歌っているところを見てみようぜ。
誰だよ。別人かよ。着ぐるみかよ。そこもパンダさんかよ。
そんなにキャラに白黒つけるなよ。おばあちゃん心臓もたないよ。
マイクによく乗る、強いけど透明度の高い声。たくさんの色に変わる笑顔が最強のメイク。
ドヤっとした歌い方もアイドル全開の歌い方もコントロールできる器用さ。将来への期待が重すぎて、(本人が昔言っていた言葉を引用すると)飛行機が墜落する。*4応援したさしかない。
【ハロ!ステ#288】Hello! Project 研修生発表会2019 ~春の公開実力診断テスト~ダイジェスト、BEYOOOOONDSメジャーデビュー決定! MC:室田瑞希&秋山眞緒
(21:37~)
おばあちゃんは、銀行残高を一桁失った!
そんなわけで、グランマ自慢の孫を紹介するぜ!
ダッシュして 沼に堕ちよう ふくむらみず期
悲しさフレグランスをまとう新時代の権力者 譜久村聖
カリーナ「譜久村聖ちゃん。9期メンバーのふくちゃんのメンバーカラーは、ホットピンク。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月3日
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人知れず捨て猫を拾うタイプ
皆勤賞のアクロバティックかわいいギャル 生田衣梨奈
カリーナ「生田衣梨奈ちゃん。9期メンバーのえりぽんのメンバーカラーは、ライム。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月4日
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隠し切れないコミカルへの探究心
熱血真面目体力オバケと書いてだーいしと読みます 石田亜由美
カリーナ「石田亜佑美ちゃん。10期メンバーのあゆみんのメンバーカラーは、ロイヤルブルー。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月6日
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進化が止まらないタイプの飛び道具ポケモン
エキセントリック煽リズムリーサルウェポンガール 佐藤優樹
カリーナ「佐藤優樹ちゃん。10期メンバーのまーちゃんのメンバーカラーは、ミント(エメラルドグリーン)。」
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私が新人の頃っていつ?中澤とCD売ってた頃?
桜吹雪を撒き散らす歌唱力ビーナス(兼幼稚園児) 小田さくら
カリーナ「小田さくらちゃん。11期メンバーのおだちゃんのメンバーカラーは、ラベンダー。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月8日
フェアの詳細は、こちら→ https://t.co/CnOfqgcKd2#morningmusume18 #小田さくら #がおっきー pic.twitter.com/vZyQdU3pcH
Don't underestimate it!I was involved in an accident!
隙のありまくる笑顔に隙のなさすぎる歌唱職人 野中美希
カリーナ「野中美希ちゃん。12期メンバーのチェルちゃんのメンバーカラーは、パープル。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月9日
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まりあ、アイドルと日ハムのためになんでもしますらぶりん
2次元の必要性を揺るがす美貌とスタイルの圧倒的ヒロイン 牧野真莉愛
カリーナ「牧野真莉愛ちゃん。12期メンバーのまりあちゃんのメンバーカラーは、ライトピンク。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月10日
フェアの詳細は、こちら→ https://t.co/CnOfqgcKd2#morningmusume18 #牧野真莉愛 #がおっきー pic.twitter.com/GECsu9yvLh
(今はピンク)
やるときゃやるを更新し続ける強かさ
「虎視眈々」を辞書で引いて名前を足したい決め台詞女王 羽賀朱音
カリーナ「羽賀朱音ちゃん。12期メンバーのあかねちんのメンバーカラーは、ライトオレンジ。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月11日
フェアの詳細は、こちら→ https://t.co/CnOfqgcKd2#morningmusume18 #羽賀朱音 #がおっきー pic.twitter.com/ijpRwHOpQi
(今はオレンジ)
幾多の頬を秋色に染める魅力の熱水泉
硬派に律儀に舞い踊る、無自覚の人たらし 加賀楓
カリーナ「加賀楓ちゃん。13期メンバーのかえでぃーのメンバーカラーは、イタリアンレッド。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月12日
フェアの詳細は、こちら→ https://t.co/CnOfqgcKd2#morningmusume18 #加賀楓 #がおっきー pic.twitter.com/UpDoEg3WrE
ニコニコ仔犬の巨大な快進撃
黄金に輝く笑顔を武器にする野心家アイドル 横山玲奈
カリーナ「横山玲奈ちゃん。13期メンバーのよこやんのメンバーカラーは、ゴールドイエロー。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月13日
フェアの詳細は、こちら→ https://t.co/CnOfqgcKd2#morningmusume18 #横山玲奈 #がおっきー pic.twitter.com/hhNA8qd4bu
「少女」が「女性」になっても可愛さに泣いてる
代わる代わる憑依する王道アイドルとハスキーギャル 森戸知沙希
カリーナ「森戸知沙希ちゃん。14期メンバーのちぃちゃんのメンバーカラーは、ホワイト。」
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2018年12月14日
フェアの詳細は、こちら→ https://t.co/CnOfqgcKd2#morningmusume18 #森戸知沙希 #がおっきー pic.twitter.com/6QdmRiLhpd
見るものを涙垂らしババアにする成長曲線
濁りのない健気さで活躍を狙うキラキラ原石少女 北川莉央
がおっきー「きたがわりおちゃん。15きメンバーりおちゃんのメンバーカラーは、シーブルー。」#morningmusume19 #北川莉央#カリバディクス #がおっきー pic.twitter.com/bYdbVyiyBT
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2019年8月30日
ファン驚嘆、お肉は牛タン、アイドルはほまたん
声、顔、スタイル、キャラ、全てが花盛りの新時代ホープ 岡村ほまれ
がおっきー「おかむらほまれちゃん。15きメンバーほまれちゃんのメンバーカラーは、デイジー。」#morningmusume19 #岡村ほまれ#カリバディクス #がおっきー pic.twitter.com/778SgAVIkb
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2019年9月2日
ワシントン条約を変える大物になる予感
パンダさん級の愛くるしさを持つ輝かしい北からの刺客 山崎愛生
がおっきー「やまざきめいちゃん。15きメンバーめいちゃんのメンバーカラーは、ブライトグリーン。」#morningmusume19 #山﨑愛生#カリバディクス #がおっきー pic.twitter.com/V7CNNATsIK
— モーニング娘。feat.カリバディクス (@JCDanim) 2019年9月3日
あと、一つだけ謝っておきます。
タイトル、母性にしたんだけどいつの間にか祖母になってた私。
まあいいや、末永く皆が笑顔で活動してくれますように!おばあちゃん長生きするよ!
またきっとどうぞいらしてくださいね。
「読む?」シリーズ。にわかのくせにうるさいのが特徴。
つんく♂推しである話を書きたくなった記事。
ロッキン前に書いた暑苦しい記事。
佐藤優樹さんの魅力に撃ち抜かれた女への30問。
その他、過去記事を雑にご紹介。
私のしてきた好き勝手 雑な過去記事紹介(R2/6/15追記)
あれやこれやと好き放題文字を綴っているうちに、記事も30を超えたのでまとめます。
全部の記事ではないけど、是非沼をお探しの方はどうぞ、というものを抜粋。
この分野のが読みたい!という方は目次から、軽率に他の沼に突っ込んでしまいたい人は最初からどうぞ。
というか沼の交換留学がしたいからアカウントを界隈別にしていないんです。わかって。
ちなみに沼の交換留学について、というかブログについてのスタンスを書いてみました。皆で色んな沼にハマろうぜ。
※今後は記事が増えたらこちらのページも更新します。
アカシック
もう、ね。私のブログとかぶっちゃけどうでもいい。全女子、聴け。
身体が女かどうかは問わない。心に女の要素があるなら聴け。
(個人的な意見なので大声では言わないけど私の他の趣味になんらかのシンパシーを感じてくださる方はアカシックにも好意的な感想を抱くのでは…と信じている。)
この記事が私の始まり。心の中でずっとずっと念じていたことを題名にしたらtwitterでいいね100超えてちょっと想定外の結果になった。(まさか奥脇氏ご本人にまで見つかると思っていなかったので恐縮すぎて顔をあげられない)
て、いうか。
まさかこのブログ始めたときにはアカシックが解散して可愛い連中という新プロジェクトになるだなんてちょっと想定外どころじゃない結果になった。アカシックのためにこのブログを立ち上げたと言っても過言ではなかったので、まだ思考回路はぶっ壊れている。
でも、解散したって、はちゃめちゃ良いバンドであったという事実はなんも揺らがない。
ひとまず四の五の言わずに聴いてほしい。
アルバム別の記事はここにまとめました。
あなたの心がキュンとした順に聴いてみてください。
可愛い連中
私たちが手に入れたくても手に入れることの出来なかった幸せ。
ガールズバー帰りにフラッと歌いに来てライブして帰って、をしていた理姫さんがいよいよ「私の」という所有格つきの幸せを感じて、実直に生きている。
その日々の満足と時々襲来する杞憂の間を、繊細で優しい言葉で紡ぎながら歌う。
そのしなやかな言葉の奥行と反比例するように、どこか乾いた威厳を醸しながら
軽快な音を奏でる楽器陣。
いつどんなオードブルが運ばれてくるかわからない、サポートメンバーとの化学反応。
もう単独のバンドとして完成しすぎている。
恋愛でしくじった涙も、解散で寂しくなった涙も、ちゃんとこの人達の掌で拭ってもらえるんだな。
さぁ、「私の一番好きなバンドは可愛い連中です」と胸を張って宣言するときです。
(その壱)始動したてですが「可愛い連中」という私が敬愛する音楽プロジェクトがあります。
— 月野にこ (@tsukino_25) 2020年1月21日
私は彼らの音楽が、多くの人たちに届いてほしいです。なので、ご紹介の文章を作りました。良かったら聴いてください!https://t.co/zl3vW26jWL#可愛い連中 pic.twitter.com/9eryPyvkEK
モーニング娘。
モーニング娘。'20『KOKORO&KARADA』(Morning Musume。’20 [Minds & Bodies])(Promotion Edit)
推しの佐藤優樹ちゃん好き好きアラサーが20歳の女の子の魅力に酩酊し、某作詞作曲家の偉大さを数年ぶりに痛感し、娘。DDと名乗るべきかどうか悩んでる。
つまり、愛しすぎて困っている。
初現場の衝撃冷めやらぬまま、恐る恐る書き殴ったらこれまたtwitterでいいね200超えておったまげた記事。
パワーワードの嵐、をイメージして書いた。モーニング娘。はいいぞ!
KOKORO&KARADAと14人のメンバーを武器にできるモーニング娘。は強すぎるぞ…
私の二推しはつんく♂である。女子会して一緒に紙コップで乾杯したい。長引きそうなんでデリバリーピザはLで。
SixTONES
SixTONES - Imitation Rain (Music Video) [YouTube Ver.]
このブログを始めて1年が経過しようとしているが、まさか男性アイドルの話を書く日がやってくるだなんて、Amazing!!!!!!にも程がある。
沼はやっぱり向こうからやってくる。探すものじゃなく落っこちるもの。
これから少しずつでも確実に書くことになるのだろうという光る、兆しをバシバシ感じているのでこのページに追加してみました。
SNS
ついでにどうぞ。
兼ヲタで構わないのであればフォローもマシュマロも軽率にOKです。
プライベートはそんなに明かさない人&現場交流とか直接お会いすることはしない人なのでご容赦!
理姫さんの歌詞について自己満足研究するnoteも作りました
他のことも書くかもしれません。
いつものえがお #ちびまる子ちゃん展 #りぼん展
ちびまる子ちゃん展が終わるまでに書きたかった。行けないんだけど。りぼん展には行くつもり。
さくらももこの訃報は、人生で耳にした訃報の中で最も辛かった。私が生きてきた数十年の中で、青天の霹靂という言葉を初めて使う機会だった。こんな悲しいことに使いたくなかった。
なにせ、急すぎて困るのである。
(あ、ところどころキートン山田さんで脳内再生してくれて構わないよ。)
さくらももこは、ずっとずっと長生きして私に楽しい年老い方を教えてくれると信じていた。なのに、こんなに早くにお空に行っちゃうなんて、私も誰も思ってなかったのである。
「鼻血を出して皆に介抱されている子ってカッコいい」という訳のわからない憧れを抱いてしまい、鼻血を出すために躍起するまる子に私は憧れた。*1
バカ、嘘だろ、と思うじゃん。まる子が誰も見ていないところでうっかり鼻血を出してしまって誰にも介抱されずに惨めに終わるというちゃんとしたオチまでついているのに。それでも、私はまる子になりたかった。
いや、まる子が叶えられなかった「鼻血を出して皆に介抱してもらう」夢のバトンを私が受け継いでやる、くらいに思っていた。まさか、あのまる子だって、平成になってから勝手に後継者が現れるとは夢にも思っていないのである。鼻をかむときは、それはそれは念入りにかんだ。
結果として、なぜか鼻の粘膜が異常に強くて花粉症にもご縁のない私は今でも鼻血が出ていないし、こういう女に限って弟はやたら鼻血が出やすくてすぐ介抱されていたりしたのである。
何の苦労もせず寝ながら鼻血を垂らすほど鼻の粘膜が弱い弟に、もはや八つ当たりに近い羨望を抱いていたとは、さすがに介抱していた両親にはカミングアウトできていない。情けないにも程があるからである。
初めて食べた回らないお寿司は、子どものとき祖父に連れていってもらった。
本当は、目の前に貼られた「時価」という文字に感動しなくてはいけないはずなのに、やれローラースルーゴーゴーを買っていないから私は安心だの、やれ玉子巻きを一番最初に食べて寿司屋の腕を見なくちゃいけないだの、邪念ばかり抱えながら縮こまって食べた。
友蔵とは比べ物にならないほど堅物で怖かった祖父に、なんとも失礼なことをした。でもまあ、隣にいた父(回る寿司に行けば上機嫌で羽を伸ばして山盛り食べる)も縮こまって食べていたから、我が家のお財布事情ではそれで正解だったかもしれない。
何せ、日常にまる子がいた。そういえば、というレベルではなく。
背後霊くらいの距離で、「とほほ、高いお寿司の味もわかんないなんてあたしゃ情けないよ」と耳元で言ってきそうな距離で、私のそばにいた。
ひろしの言った「大人になるってのは自転車に乗れるってことなんだ」という言葉はわかるようでわからなかったし、丸尾くんが暴れて「うおーったあああ」と絶叫したときにクラスメイトが「ヘレンケラーかよ」と突っ込んだ意味も当時は理解していなかった。*2
百恵ちゃんやリンダがどれほど凄い人なのかちっとも知らなかったし、ビートルズとずうとるびは結構本当に大人になるまでどっちがどっちか怪しかった。オノ・ヨーコにはそんな低レベルなことイマジンできないだろうし、山田くんに私の座布団を持っていってもらうしかない。あ、3年4組のほうの山田じゃないじょー。
玉ねぎ頭のクラスメイトも、お抱えの執事を連れたクラスメイトもいない。タイプの違うヤンチャイケメン二人組なんていれば女子は大盛り上がりなんだろうけど、はまじよりも全然面白くない男子がゴロゴロと群れているだけだった。
誰も卑怯じゃないし、誰も胃腸が弱くない。掃除当番でうるさい子はいるけど、あんなに大きく鼻提灯は膨らませてくれない。影でそれをクスクス笑う子もいない。
わかっていないこともたくさんあったし、親近感があっても自分の日常との類似性はなかった。
なのに、まる子はそばにいた。
ショックなことがあれば、一緒に顔じゅうに縦線を垂らしてくれた。ちょっとずるいことを思いつくと、いつも隣で「あんたもあたしも賢いんじゃない?」とニヤニヤしてくれた。それをやんわり「駄目だよそんなこと言ったら」と止めてくれるたまちゃんもいた。
さくらももこは、そうやってたくさんの私たちのいつもの生活に入り込んだ気がする。
普通だったら自分の中だけにとどめておくような小さなエピソードや失敗、喜びに、愉快なオチをつけてくれる不思議な妖精みたいな存在。それが、ちびまる子だった。
プサディとの友情やたまちゃんとのタイムカプセル、お姉ちゃんのノートに「バカ」って書いたこと、校庭で捨て犬を世話した話、お父さんとお母さんがくだらないことで離婚騒ぎを起こしたこと、びっくりするというかおこがましいというか、「そんな漫画を読んだなぁ」という気分ではない。「そんなことあったね」の方が近いのだ。
要するに、例えば私は南の島に行ってもないくせにプサディに会ったことがある気がするような、「私」の実体験の中にちびまる子のエピソードがある、そんな感覚なのだ。
この感覚のすり替えというか、とても自然な侵入みたいなのは、さくらももこ自身が書いたエッセイを読んだ後も度々起こる。
友蔵と違ってロクでもないジジィが死ぬときのエピソードなんか、もしもちょっと遠目に(客観的に)あのエッセイを読んでたら「いくらなんでも祖父のXデーにそんなこと思うなんて」と不謹慎に感じるかもしれない。けれど、さくらももこの感情が心にするりと入り込んだ私からすれば抱腹絶倒のエピソードが目白押しなのである。
睡眠学習枕という、わかりやすいほど怪しくてうさんくさい機械に、幼稚園児レベルの下ネタ*3を吹き込んだ父の話なんかはもう忘れたくても忘れられない。
その第一声のことを「バージンボイス」なんてえらく艶っぽく名付けるもんだから、枕が記憶されられた下ネタ*4の頭の悪さが際立って仕方ない。壇蜜の吹き替え声優がジミー大西だったらそれだけで笑うだろ、みたいな対比なのである。
そんなこんなで、どこまでがさくらももこの書いた話でどこからが私の思い出なのか疑わしい人生を歩んでしまった。
だから、実はさくらももこのエッセイの中でも、彼女が母になってからの書籍はまだ全部読んでいない。意図的に、である。
私が子どもを産み、育てることになったときに、彼女のエッセイと一緒に歩みたかったからだ。
さくらももこは、あまりに日常を豊かに描きすぎる。
他の人なら見落とす「クスリ」とする場面を、零さず拾い集めてくる。そんな人だから、きっと前途多難になるだろう私の子育ての場面でも、ちゃっかり隣にいてほしかったのだ。そう思うと、私って超エゴイストかもしれない。
それがどうした。さくらももこが53歳なんて若すぎる歳でお空に引っ越してしまった。
清水の次郎長に、お前さんはまだちょっと早いなってつっかえしてほしかったよ。あたしゃ。
訃報を知ったとき、早すぎて私の人生までお先真っ暗になった気分だった。
子育てを終えた後は、しっかり「クソババア」になってもらって、「近頃の若いもんは」なんて呟いた途端にしっぺ返しをくらうようなオチをつけてもらって、老人ホームにいる年寄りに「彼は喉をつまらせるくせに餅ばかり食べたがる男」とか「あの人は中森明菜ばかり大声で歌う女」とか、いろんなキャラクターを発掘してほしかった。
そして、「あたしゃいよいよ死ぬのか、まあでも楽しかったねえ」と言いながらニコニコ幸せに死んでほしかった。その辞世の句代わりのエッセイを読んでニヤニヤしながら、私もいよいよかと老人ホームの入居手続きを済ませたかった。そんなバカなことを勝手に、でもちょっと本気で夢見ていた。エゴイストも極めるとやたら設定がやたら細かい夢を見るようだ。
それくらい、私にとってさくらももこは人生に欠かすことのできない人だった。漫画家というジャンルではなくて、私を構成する大きな要素として、欠かせない人だった。
さくらももこが描いていない世界を歩くのは、ちょっとだけ怖い。どうやって笑おう、どうやって楽しもう。そんな気持ちが心の片隅にある。
でもまあ、なんとかなるんだよな。今までの作品を思い出せば、きっと。
苦手な人も心の中でキャラクターみたいにしちゃって楽しくしちゃえばいいし、ショックなことが起きても凹むんじゃなく次のコマには消えてなくなってる顔の縦線で済ませちゃえはいい。
子育てをする頃に、残されたさくらももこ作品を読んでケラケラ笑ったら、そのあとはニコニコ笑顔で時々失敗する我が子をうんと可愛がればいいや。
さくらももこなら、きっとそうする。
クリームソーダのソーダとアイスクリームの間のしゃりしゃりが美味しいんだよね、と言ってくれる彼女だったら、きっと小さな幸せやいつも通りの笑顔をちゃんと大切にする。
さて、その前に、我が子がいない自分の人生設計をどうするか考える方が先である。
りぼん展が待ち遠しい。
先に書いたりぼんへの想い出。小花美穂推し。
普段はこんなブログ書く人です。
反抗声明―ずっと聴きたいアカシック中毒曲―
反抗します。
※「大切なお知らせ」を読んだ後に勢いで書いた記事の供養なので大変お口が悪いです
アカシックは、いつかその名でアップデートすることを辞める。
山田康二郎という、最高に優しくて最高にお茶目で最高にMC必死で最高にドラムとコーラスが上手くて最高にアカシックの楽しいお兄さんとしての役割を果たしてくれた素晴らしい人物が脱退する。そして、それを機にアカシックの活動は区切られる。
理姫と、奥脇達也と、バンビの3人が作る新しい集合体になる。そのとき、アカシックという名前から3人は脱皮する。新しい名前になって、新しい世界に出ていく。
嫌だ。
絶対嫌だ。
絶対絶対絶対嫌だ。
いつまでもしつこくSNSで、ブログで、実生活で、アカシックが好きだと言ってやる。タイムライン更新しないでって言われても更新してやる。マジで。
アカシックってバンドがまじで良くてね、こんなバンドがまだ世の中に知られていないなんて本当社会って全然5Gどころじゃないと思うわけ。解散?2019年10月26日にするんだけどさ。もうそんな区切り無くしたいほど、最高に良いバンドなの。知って。まじ聴いて。最高だから。歌詞は私たちの心臓だし、曲は私たちの血液なの。女でいてよかった、生きてて良かった、音を聴けて良かった、本当にそう思えるの。
新しい3人の集合体を応援しない訳じゃないの。むしろ全力でかかっていくの。今わたくし月野にこは「自称アカシックについて一番多くブログを書く女」だけど、これからは「自称〈理姫達也バンビ新バンド名〉について一番多くブログを書く女」になるの。
でもさ、前者の肩書きも捨てないよ。アカシックが最高にイカすバンドだってことは過去じゃないもん。今聴いても未来で聴いても好きだもん。楽曲の良さ何にも変わんないもん。だから聴くし広めるし。良い?
という勢いで作ったプレイリスト。
これ聴いて突然エモくなったり、あー横浜と大阪のラストライブ見たいけど見たくないってなったり、むしろチケット争奪戦真っ最中なんですけどこんなブログ書かないでよあんたの文がどんなに稚拙でもバンド名見るだけで泣くでしょ!?ってなってるあなた。
聴いてさ、好きな気持ち肯定してさ。そんで、あなたの周りのだれか、フォロワーでも友達でも恋人でも家族でも良いけど。アカシックは良いバンドだ!ってこと、広めなさいよね。康二郎がアカシックの活動を振り返ったとき、1秒も後悔しないバンド活動だったと思えるよう、全力で好きな気持ちとファン増やしなさいよね。わかった?
まあ要するに中毒性高い曲プレイリスト。および私の反抗声明。以上。
沼に堕ちてしまえ
CGギャル
私を崖から突き落とした曲。船越英一郎も片平なぎさもいなかったんだ、助からないに決まってんじゃん。偶然にもMVも崖から理姫ちゃん落ちてるね。私信かな。んな訳ないな。
ブリッブリのベースリフから始まる怒涛の言葉責めみたいなメロディ、「チュープリ」「激ヤバ淫ら」「ガチでプリチーな命」など香水を瓶ごとぶっかけたみたいな甘さと衝撃の合わせ技な歌詞。それでいて「本当の気持ち教えて お利口さんにしてるからずっと」ってまあ。あなた、なんていじらしくて素直になれなくて可愛いギャルなの?バトルモードな演奏に飲み込まれて、沼に堕ちてしまえ。
ヨコハマクール
ギャルはそのまま鬱陶しさと気だるさと焦燥を抱えて朝帰りする。「復讐なんかしないわ 仕返しなんかしないわ フラれていないから」ってまたあなた。どうして私たちのみっともない失恋の仕方知ってるの?未練なんかないフリしてべったべたに未練残してる女の最後、あっけらかんと歌わないでよ。乾いた悲しさに泣いちゃって、くだらない朝に戻るのに溜息しながら沼に堕ちてしまえ。
秘密のデート
男の抱く幻想の「女」、私の生き方である「女」、違うから困るんだよね。「来て来て あやとりしようよ」ってそんな馬鹿な。狂ってる。*1「ウルトラ酔っちゃったよん」って言わなきゃあなたの好きな「女」になって口説いてもらえそうもない、痛い痛い恋心。うわ、わかるってとき。あるよね。ありすぎるよね。悪い男にダメな私。ああ、強い酒持ってこい。
猟奇的な愛と自己嫌悪の深さを味わって沼に堕ちてしまえ。
スーパーサマーライン〜消えたはずのセレブのあいつ〜
いきなり真っ正面から正統派爽やかノスタルジーが来るんじゃなくて、悪酔いして苦しかった夜が明けたときにふとやってくる。そんな夏。はい、こういう変化球好きな人は手を挙げて。*2
歌詞のおもちゃみたいな可愛さがぎゅーっと胸を締め付けて、歩くようなテンポに刻まれるリズムが私たちのときめきを表す。スイカバー買いに行きたくなって沼に堕ちてしまえ。
オールドミス
はい、そこそこ年齢重ねてしまって自分に自信を失い始めているそこのあなた。集合。
ふんわりと気品があって、美しい情景を描きながら、押し付けがましくない私らしさ、誇り、芯の強さ、内面の麗しさ、全部見せてくれる。あなたはあなたのまま美しくあれば良いのと教えてくれるように。
言葉のセレクトがいちいちセンス爆イケ。どうなってんの。ああ、理姫さんと一緒なら売れ残ったオールドミスで良いわ、と思うほど沼に堕ちてしまえ。
うたかたの日々
「白い朝の 白いシーツに
ダイブしてもまだ
街道裏の あの灯りは
消えないんだよ おやすみ」
ああもうこの歌詞だけで好きな気持ちが抑えられない。表現力おかしいでしょ。ずんずん落ち込んでいくような、深海のような暗い世界に沈んでいくような、そんな世界にぽつりと私たちを連れていく。静かに苛立つ気持ち、遣る瀬無さ、虚しさ、ああもう私たちの心だこれは。この紫煙みたいなうだる気分に浸ったあの日を思い出して沼に堕ちてしまえ。
ブラック
8ミリフィルムくらいバズっても良いんじゃない?ってくらいアカシックofアカシック。
「浮気したら」という仮定に対して、「半殺しか全部壊して飼い殺しにするから」と断言する。愛は狂気であり凶器。そんな人に、胸キュン必至メロディで「愛おしくって抱いてあげる 夢ん中にいてもキスしてあげる」と言われる破壊力たっぷりの愛情。狂喜で乱舞。パスポート持ってこい。
「いつか棄てられるなら あたしは好きにやるわ」って自信のなさと覚悟の決め方が超かっこいいのに超切ない。愛は憎しみと隣り合わせだということに気づいて狂って愛おしくなって沼に堕ちてしまえ。
ロマンス
するりと忍び寄る不穏な激情。妖しい夜、危ない私。安全な恋なんてあるの?私が傷つくことのない、妄想通りの恋なんてできるの?この歌からそんな問いかけを受けているような気分になる。
次第に強くなる歌声が張り裂ける心を示すようで、不穏さはどんどんと増えていく。めんどくさい私たちって結局こういう言葉をもらわないと共感なんてできないの。「最終電車の隅に座って」夜に紛れて消えたくなる日に聴いて沼に堕ちてしまえ。
エンジェルシンク
音も言葉も全部が私を泣かせるために存在するのかという程に泣かせにくる曲。最初聴いたときは心臓に穴が開いたと誤解するほどこの曲のことしか考えられなくなった。このブログで散々アカシック好きアカシック最高アカシックを聴けって騒いでるけど、私の一曲を選べと言われたらこれかもしれない。*3
「あのね 数えれば いくつも終わりがあった」って冒頭からずるい。愛をいくら語っても、この歌は終わる必然性があった恋の話なのだ。辛い。苦しい。そんでもってさ、終わりが「さよなら いつか」なんだよ?終わるしかなかった恋に向けるその言葉、えぐいほど涙で歌詞カード濡れる。確約のない「いつか」という言葉で締めくくるほど決別を選んだ愛を目の当たりにして沼に堕ちてしまえ。
夢遊
「好きにならないで」と「嫌いにならないで」が同時にやってくる、適切すぎる心理描写。そうなんだよ、好きだし嫌いなんだよ。
絶望に瀕し、別れを受け入れられない、受け入れたくない感情に苛まれる様子。酷なくらいに、生々しいくらいに、そんな本当の姿がぎっしり詰め込まれてる。
理姫さんの歌い方が、絞り出す弱音とか、張り詰めた孤独とか、倦怠感とか、ぜーんぶごっそり洗い出す。終わりを知らないアウトロが、その気持ちに更に畳み掛ける。止まらない涙に気づかないまま沼に堕ちてしまえ。
反省します。
「大切なお知らせ」で心が沈没した後なので本当にお口が悪いブログです。すみませんでした。
でも、好きな気持ちとか好きなところとか何一つ嘘がないなぁと思ったのでやけくそで載せました。はっはっは。
もうね、いつでも言うよ。アカシックを知ってくれ、って。ファンで一番諦めの悪い女で良いわ私。それでは!
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こども心にリボンを結んで #りぼん展
こどもの世界に溶け込むファンタジー
あんまり漫画を読まない大人になってしまった。それはそれで私にとって自然な流れだったんだけど、お母さんにりぼんを買ってもらってわくわくするスーパーからの帰り道に戻りたいなって時々思うときがある。
あの頃、私はりぼん、なかよし、ちゃおのどれを読んでいるか友達と話するだけでも楽しかった。
世界一平和な支持政党の表明だった。
私は、「りぼんっ子」と名乗りながら、友達に時々セーラームーンやカードキャプターさくらを読ませてもらうような子ども時代を過ごした。今になって考えるとセーラームーンとカードキャプターさくらを同時期に抱えていたなかよしってとってもファンシーで、時代を動かした漫画雑誌なんだな。けど、私はお母さんに「1冊にしなさいよ」と言われたので2冊は買わなかったし、りぼんを選んだのも自分の意志だったからそれでいいの。
りぼんって、ファンシーとかミラクルとか、そんなキラキラしたものばっかりじゃなかった。
本当に起きそうなこと、夢の中で起きそうなこと、手の届きそうなものと届かないもの、どっちもぎゅっと詰まってた。
じゃなきゃ岡田あーみんとかさくらももこがのびのびできなかったんじゃないかな。
距離の近い漫画雑誌だったなというのは、大人になってから「ああ、これりぼんで読んだ気がする」って日常とシンクロさせる機会の多さで気づいた。
そう思うと、こどものときからちょっとおばさんくさくて「あんた見てるとちびまる子ちゃんを思い出すのよ」ってよく言われていた私に一番りぼんがあっていた気がする。ちゃおとなかよしが隣に並ぶ陳列棚から、頑なにりぼんを選んだあのときの私は必然だったんだな。
GALS!の寿蘭は、連載開始早々に援助交際する綾を殴り「自分で肉を切り取って売ってみろ」と説教していた。渋谷というより、どちらかと言えば大阪ミナミが似合いそうな台詞なんだけど、あんな筋の通し方をしてくれる寿蘭は次元を超えて私たちのカリスマだった。
あと、これは絶対言っておきたいんだけど「どーせ最初は仲の悪い男の子とくっついてハッピーエンドなんだろ?」という予定調和を、割と早めにぶち壊してくれたのが超良かった。おかげで、なんの邪推もすることなくストレートにキャラクターの直向きさを見届けることができた。
種村有菜は、少女漫画界を背負って立つ超人的画力を持っているのに、なぜか脱線して「ちょっと!稚空!えっち!そんなことしちゃダメ!」という展開に持ち込みたがる。でも、それが少女漫画を読む世代の背伸びしたいマセガキ心に火をつけたのは否めない。
あんなにずっと一緒だったフィンが…とか、都は実はずっとジャンヌの正体を…とか、今思えば先が見えすぎているんだけど、乙女心をかっさらう才能が豊かすぎてそんなことどうでも良くなる強引さがあった。まぁ、前述のセーラームーンとカードキャプターさくら、そして神風怪盗ジャンヌの三作は、少女漫画のドラゴンボールみたいな存在というか、「これが王道のあらすじですから」と轍を作ることで後出の漫画家を困らせたと思う。
ご近所物語はあまりに作風も画力も他を威圧していて、連続ドラマを見るトキメキとファッション雑誌を覗く緊張感が同時にやってくる破壊力だった。ちょっと、年上のお洒落なお友達みたいな、他の漫画とは違う気配が漂いすぎていた。だから、りぼんとマーガレットの中間の立場になるCookieという新雑誌で「NANA」を連載し始めたときのほうが、矢沢あいに関してはしっくり来た。真似できないりぼんのリーダーは矢沢あいだ。
もう語り出せばキリがない。「君色思い」とか「笑顔のゲンキ」とかあの時代のSMAPが好きなのは言わずもがなチャチャと姫ちゃんのせいだ。グッドモーニングコールには「もし私が上原くんと同じ部屋なら」って妄想を抱く癖に、マーマレード・ボーイとミントな僕らには「そんなバカな展開あるもんか」と思いながらついつい引き込まれたりもした。兄とか弟とか言われると急に妄想しなくなる不思議。
そんなことをつらつらと書いているといろんな甘酸っぱさが思い出される。どれも好きだなぁ、楽しかったなぁと目移りしたくなる。なのに、どうしても一位を譲らない漫画がある。
こどもの窓から覗くおとな
あらすじは語り切れないけど、実は重いテーマのフルコースだった。
父子家庭のギスギス、教師をゆする生徒、学級崩壊といじめ(今ならスクールカーストと呼んで良いような要素もあった)、血のつながらない母娘、子どもを捨てる実母、芸能生活と学校生活の両立の難しさ、ファンからの嫉妬、少年犯罪、後遺症の葛藤、精神的なショックからくる感情表出の困難。
ネットで調べていると「途中のシリアス展開で子どもがショックを受け…」みたいなこと書いているサイトもあったけど、全然途中からシリアスだった訳じゃない。ずっと話題は重かった。
実紗子ママが頭にリスを飼っている(観葉植物に乗り移ってうんこしているという現実的な話にお腹かかえて笑った)とか、眉毛ボーン、下まつげボーンの鼻血ブー君(今でも顔濃い人見るとこのフレーズが出てくるから本当に困る)とか、紗南と羽山の周りにいる人が個性で喧嘩している超人だらけだったせいでダメージやわらげていただけだと思う。
こどちゃがなかったら、紗南と羽山がいなかったら、おとなの世界に足を踏み入れるのが怖かったかもしれない。
この漫画は、子供部屋で読む絵本じゃなくて、窓から見える部屋の外だった。おとなの世界の縮図だった。
産みの母親に捨てられ、育ての母親に「本当の母親を見つけるために有名になれ」という理由で子役になっただなんて過去を感じさせないほど眩しい笑顔の紗南。
母親を早くに亡くし、父親や姉とうまくいかない反動で学校のイジメのリーダーになってしまう影の中にいる羽山。
太陽と月という表現だと安っぽいのかもしれないけど、本当に紗南は世界を照らしていたし、羽山はその紗南の光を浴びて新月から満月になっていった。
あの羽山の成長を見ていると、子どもに暴力的なゲームはさせないとか、不適切なものは見れないように携帯を設定しておくとか、「あらかじめ」子ども向きにしつられた教育は、なんか勿体ないなとさえ思ってしまう。
どうせ、嫌なことはあるの。辛くて乗り越えられないこともあるの。そのせいで、ちょっと悪い方向に人間が傾いてしまう日もあるかもしれないの。でも、紗南は笑ってんの。ちちくりマンボウきゅーとか、ハーイサムデースとか、もうずっと笑わせてくるの。
そんな姿を見て、私たちは窓の外に広がるおとなの世界も「なんだかんだやっていけるのかも」と思って成長できるの。
人生で一番不安定な「こどもとおとなのあいだ」を一緒に歩いてくれた、それがこどちゃだったの。
今でも、ニュースを見て小森くんを思い出すことはあるし、風花みたいな親友がほしいという憧れも抱いている。
直澄くんみたいな(ちょっと間違えているくらいの)真っすぐさで生きていければいいなと願うこともある。
ちゃんと一人ひとりが生きていた。主人公だけの世界じゃなくて、皆「こどもとおとなのあいだ」の中にいて笑おうとしているキャラクターばかりだった。とっても大切に、こどもを描いてくれる漫画だった。
私は大人になっちゃったけど、クズな生き方して紗南に「クズもちにしてキナ粉つけてペロッと食ってやる」とか言われないかな。羽山にチョップされないかな。そうやって不安になったら、大人をちゃんと叱ってくれる二人のことを思い出すようにしているの。
りぼん展、早く行きたいな。
追伸
さくらももこの話を本当はもっと書きまくりたかったんだけど、彼女は私の人生に関わる人だなと思ったのでまた後日。
普段は漫画のことではなく音楽のこととか書いているアラサー女です。