好きにさせてよ。

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偏食な趣味を、つらつら綴る。字圧強め文字のブルドーザー。可愛い連中/モーニング娘。など

熱闘モーニング娘。′19 おすすめ10

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ロッキン行けなくて家で休みの日に甲子園見ているしょぼくれアラサー女が、ロッキン前に予習してほしいモーニング娘。′19の曲をリストアップしておきました!

 

暑苦しいメンバー紹介


今のモーニング娘。′19は高校野球の強豪校みたいなアイドルです。
伝統、イメージ、プレッシャー、色んなものと闘う暑苦しい戦士たち。

 

去年、1万人規模のステージで入場規制をかけて大成功を収めましたが、今年はさらに規模を拡大して最大ステージ、グラスステージへの降臨決定。背負うものがデカい。


なお、去年は40分のステージをほぼMCなし11曲ぶっ続けでやりきり、「体力オバケ」と評されました。
充分に伝統を引き継ぎ、さらに進化する能力を持っています。
もう書くだけで暑苦しい紹介ですね。

 

見ておくべき主力メンバー

(本当は11人書きたいけど我慢するので全員は最後の過去記事のリンクへどうぞ)

 

石田亜佑美


「体力オバケ」って聞いてファンの9割7分は「石田のことだな」と思う。それくらい異次元。
一塁打を猛ダッシュして二塁打に変え、さらに盗塁して三塁に出塁し、スライディングでホームインするアイドル。
むしろ打ってなくても代走とかでマウンドにいる気がする。それかベンチで人一倍声出してる。
インタビューでこんなこと言う。(もう何なら記事タイトルが最高に好き)

www.tokyo-sports.co.jp

www.tokyo-sports.co.jp


「いま映像を見返しても、私の顔が怖いんです。(中略)“オラついて”(威圧的になって)います。」
「去年より10分増えて、50分のステージになるんですが、実は体力面では心配してないんですね。」


この人は絶対期待を裏切らない。あのBABY METALの刺客SAYAMETALと双璧を成した女なだけある。

 

譜久村聖


キャプテン、3番。繊細バントから豪快ホームランまでなんでも軽く打てる。にこにこホームインする。
色っぽい湿っぽい年齢不相応な22歳なのに、なぜか熱くて攻めるタイプの攻撃も得意。
汗のかき方が本当に高校球児なみなんだけど、それすらも「水も滴る良いみずき」
小田の危機(後述)に伴い、この人もたぶんオラついてる。めっちゃ筋トレ動画あげてる。

 

佐藤優樹


推しびいきごめん。でも書くしかない謎のメンバー。
「とりあえずベンチ入りさせたし代打くらいで使ってみるか」という役割からなぜか「なんかよくわかんないけど打率良いから5番打ってみる?」と言われた女。「イレギュラー」とはこの人のこと。
打てる球種は多くない。めっちゃ三振かいきなりホームランか。でもなぜか歓声が上がる。
煽り番長が「グラスステージ」とちゃんと言えるのか心配。グロスステージ、かかってこい」くらいの間違いはいつものことなので大きなエラーではない。

 

小田さくら


今年のロッキンはこの人が主役。
なにせ、頸椎椎間板症で休養している彼女が復帰するかどうかという点で、既に物語は始まっているのだ。
もちろん、4番バッター、強打の小田。「打てない4番なんていないでしょう?」くらいのこと平気で言う。
そして打つ。かっ飛ばす。ホームランを見慣れるという怪奇現象が起こる。
もし休養の話がなければ、ファンもロッキンの開催前に「おめでとうモーニング娘。!ロッキン成功!」と祝ってしまっていたかもしれない。
だからこそ、彼女が心配でたまらない。かっ飛ばす女だからこそ、無理せず今後のために休む勇気も欲しい。
大船渡みたいなドラマが待っている今年のロッキンは、小田が出て快勝しても、小田を休ませて他のメンバーで全員野球しても、あなたは歴史の目撃者。
皆で祈ろう、#小田いじに

 

ひとまずメンバー紹介はここまでにしておくけど、去年ロッキンで娘。を見た他界隈のヲタク友達が帰ってきてから「まりあんらぶりん可愛い」ばっかり言うので牧野真莉愛ちゃんは加えて注目してほしい。

 

 

私的プレイリスト


ハロプロサブスク参入してくれなくて新規娘。、アンジュ、J=Jファン取りこぼしている残念っぷり発揮してサブスクで聴けないのでYouTubeで再生リスト作ってみました。よければそちらとあわせてどうぞ。

www.youtube.com

 


①わがまま気のまま愛のジョーク


まだ10代の女の子たちに合いの手で「愛されたい!愛されたい!」と叫ばせるつんく♂のメンヘラリズム炸裂曲(褒めてる)
相変わらず乙女心がわかりすぎる歌詞。「女の子の本音」なんてどうやったってねちっこくなりそうなのに、天を仰ぐような高揚感を生み出す奇想天外な曲。
サビ終わりに小田、譜久村、佐藤が三者三様に愛を叫ぶのが痛快。そのストレス発散具合は例えるなら聴くパンチングマシン。グラスステージの数万の観客よ、是非とも彼女たちの暑苦しさを愛してやってくれ。
牧野真莉愛ちゃんのあまりに男前な「セイ」で煽られてびっくりすることもお伝えしておく。

 

②What is LOVE?


「たった一人を納得させられないで
世界中口説けるの」
これを青空の下で聴くことができるだけで、ロッキン参加者は人生の勝ち組です。壮大な愛がごり押しの歌。モーニング娘。相手が地球規模であるほど燃える戦士たち。多幸感が止まらないつんく♂ポジティブEDMの頂点。
フォーメーションという武器を研ぎ澄ましたコンサート必勝曲。
佐藤優樹がどんな狙撃をしてくるか指を咥えてお待ちあれ。

 

③One Two Three


つんく♂EDMを軌道に乗せた切れ味抜群のダンスナンバー。テンポのいいAメロ、フェイク、加工ボイスなど歌割も個性に応じたモーニング娘。ならではの偏り。
「ちょびっと」「ぱりっと」「もちょっと」のような癖のある韻の踏み方、「おと」「めは」「いつ」「でも」と区切り過ぎる歌割も曲の味わい。
未だにYouTubeのコメント欄が「この曲でハマった」「今でも聴いている」の嵐なのが、正真正銘の怪物曲の証。
結構この曲歌割あるのになんらダメージを負わない石田亜佑美がどれだけ体力オバケか見ててください。

 

④浪漫~MY DEAR BOY~


ちょっと時代を変えてみる。
モーニング娘。に案外あるようで少ないストレート球。「あなたが弱っても 私が守るわ」の勇ましいスタンスを存分に味わってほしい。
ヒーローが颯爽と救いに来てくれた安心感を与えてくれる、「ええ塩梅」のナルシシズム
ロックフェスにばちこーん!とハマるはずなので是非ぶちかましちゃってほしい。
野中美希の流暢すぎる英語はこういう大舞台で使ってください。


⑤ここにいるぜぇ


「ぇ」をつけるだけでハロプロだなってなる。歌うだけにとどまらず題名に書いちゃう。
遊び心のある歌い方、間奏のお祭り騒ぎなど、クセというクセをここぞとばかりに見せつけておきながら「Break through 自分をブチ破れ!」という奮起のさせ方が力強くてギャップがあってたまらない。
2002年発売!?嘘!?ってくらい余裕で聴ける。
グラスステージみんなをお友達にできる曲。明るいのに泣けるタイプの曲。全員で暴れまくろう。
なお私はこの歌でちょける13期ちゃん大好き。


⑥青春night


ファンクなのにスラッとした雰囲気もあって今のモーニング娘。たちによく似合うナンバー。
森戸、佐藤を前に据えて小田、譜久村、野中が強固にバックを守る。可愛い差し色の横山。ラップでやっとオラつく石田。周りでは牧野、加賀、生田、羽賀の足長とか美形とかが揃いすぎるメンバーが華麗に舞う。多分'19最高のフォーメーション。(特に譜久村聖がラップするとこんなに良いんだ…という感動がすさまじい)
歌詞が全然「青春」っぽい若さがない。むしろ人生指南。だけどそれが、(私のように)アイドル慣れしていない人間を引き込む沼への入り口だったりする。

 

⑦I surrender 愛されど愛


こちらもありそうでそこまで多くないバキバキロック。感情が崩壊して狂気の沙汰みたいに思えるが「最低最悪but好き」など、言っていることはサマーナイトタウンから変わってない。古き良き娘。魂とつんく♂ロック融合体。
現在の'19メンでの曲の中では、歌割が割と良い感じに分散しているので推しメン見つけるのに重宝する歌でもある。
振付がヘドバンっぽかったりする。ここで歌わずいつ歌う。
羽賀朱音、数万の聴衆を殴りつけてこい。


⑧自由な国だから


やりそうで怖い。MVが女子高生デスゲームじゃんとファンでさえ一抹の不安を抱いた曲。
狂気の沙汰としか形容できない。制服を着ても他のアイドルっぽくならない、なれない、ならなくてよい。
だがしかし、「国」の話なのに政治がどうとか絶対言わないつんく♂イズム。
むしろ「束縛はさせない 私は私よ」という主権の主張は、主人公を私だと信じて生きていていいよ、という私たちの大好物。
ラスト、二度の転調で地味にレベル高いことをしでかす。ナチュラルにえげつないのがハロプロ

 

⑨シャボン玉


こういう情念がモーニング娘。っぽすぎるし、同じハロプロからロッキンに出たアンジュルム、juice=juiceにはないモーニング娘。の個なのかもしれない。
代わる代わる女の子が恨みつらみを叫ぶ、ある意味演歌
数万人の観衆を前に「なのに、どこ行ったんだよーーーーーーーー」と叫ぶ執念を是非期待したい。
フォーメーションフォーメーション言うとりますけれど、普通に頭ぶんまわしてなりふり構わず暴れて歌うのもかっこいいのよ。

 

ブレインストーミング


これはいちヲタクの願望。
かつてのリーダー道重さゆみが卒業公演で足をつってしまい、その場から動けなくなるハプニングがあった。
一度は道重を残し、予定通りに中央ステージに移動して踊るメンバーたち。
しかし、次期リーダー譜久村聖が機転を利かせ、この「ブレインストーミング」の曲アウトロで道重のもとに駆け寄った。そして、2人でのデュエット曲を隣同士で歌うことができた。*1

この出来事から5年、場所は当時の卒コン会場よりも広いロッキンのグラスステージ。
4番小田さくら、復帰できるかどうかの瀬戸際。復帰できたとしても、万全とは言えないかもしれない。
そんなとき、こんなフレーズが聴こえてきたら心臓握りつぶされちゃうと思うんです。

 

「普段通りしてれば
褒められるタイプ
賢く生きようじゃないか
最初の難関を」

 

オーディションからずっと高い水準の歌唱力で1人駆け抜けてきた小田さくら
これほどまでの危機は彼女の経験になかったかもしれません。
そんな彼女が、このフレーズを受けて、高らかに歌うのです。

 

「見得を切れ」

 

痺れる。ちびる。その場で泣き崩れてモッシュで踏み潰されて砂塵となる。
小田さくらが復活してこの咆哮したら、おそらくファンから死者が出る。

 


とまぁ、ここまで書いて「え!?もう10曲!?無理!あれもこれも書いてない!」ってなったので番外編再生リストも作りました。
むしろこちらのがボリューミー。興味出たら聞いてみてね!

 

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追記

正解はこちらでした!

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*1:フクムラダッシュと呼ばれている神事です