好きにさせてよ。

好きにさせてよ。

偏食な趣味を、つらつら綴る。字圧強め文字のブルドーザー。可愛い連中/モーニング娘。など

反抗声明―ずっと聴きたいアカシック中毒曲―

f:id:tsukino25:20190823160137p:plain

 

 

反抗します。

 

※「大切なお知らせ」を読んだ後に勢いで書いた記事の供養なので大変お口が悪いです

 

アカシックは、いつかその名でアップデートすることを辞める。

山田康二郎という、最高に優しくて最高にお茶目で最高にMC必死で最高にドラムとコーラスが上手くて最高にアカシックの楽しいお兄さんとしての役割を果たしてくれた素晴らしい人物が脱退する。そして、それを機にアカシックの活動は区切られる。
理姫と、奥脇達也と、バンビの3人が作る新しい集合体になる。そのとき、アカシックという名前から3人は脱皮する。新しい名前になって、新しい世界に出ていく。

 

嫌だ。
絶対嫌だ。
絶対絶対絶対嫌だ。


いつまでもしつこくSNSで、ブログで、実生活で、アカシックが好きだと言ってやる。タイムライン更新しないでって言われても更新してやる。マジで。
アカシックってバンドがまじで良くてね、こんなバンドがまだ世の中に知られていないなんて本当社会って全然5Gどころじゃないと思うわけ。解散?2019年10月26日にするんだけどさ。もうそんな区切り無くしたいほど、最高に良いバンドなの。知って。まじ聴いて。最高だから。歌詞は私たちの心臓だし、曲は私たちの血液なの。女でいてよかった、生きてて良かった、音を聴けて良かった、本当にそう思えるの。

 

新しい3人の集合体を応援しない訳じゃないの。むしろ全力でかかっていくの。今わたくし月野にこは「自称アカシックについて一番多くブログを書く女」だけど、これからは「自称〈理姫達也バンビ新バンド名〉について一番多くブログを書く女」になるの。
でもさ、前者の肩書きも捨てないよ。アカシックが最高にイカすバンドだってことは過去じゃないもん。今聴いても未来で聴いても好きだもん。楽曲の良さ何にも変わんないもん。だから聴くし広めるし。良い?

 

という勢いで作ったプレイリスト。
これ聴いて突然エモくなったり、あー横浜と大阪のラストライブ見たいけど見たくないってなったり、むしろチケット争奪戦真っ最中なんですけどこんなブログ書かないでよあんたの文がどんなに稚拙でもバンド名見るだけで泣くでしょ!?ってなってるあなた。

 

聴いてさ、好きな気持ち肯定してさ。そんで、あなたの周りのだれか、フォロワーでも友達でも恋人でも家族でも良いけど。アカシックは良いバンドだ!ってこと、広めなさいよね。康二郎がアカシックの活動を振り返ったとき、1秒も後悔しないバンド活動だったと思えるよう、全力で好きな気持ちとファン増やしなさいよね。わかった?

 

まあ要するに中毒性高い曲プレイリスト。および私の反抗声明。以上。

 

 

沼に堕ちてしまえ

 

music.apple.com

 

CGギャル


私を崖から突き落とした曲。船越英一郎片平なぎさもいなかったんだ、助からないに決まってんじゃん。偶然にもMVも崖から理姫ちゃん落ちてるね。私信かな。んな訳ないな。
ブリッブリのベースリフから始まる怒涛の言葉責めみたいなメロディ、「チュープリ」「激ヤバ淫ら」「ガチでプリチーな命」など香水を瓶ごとぶっかけたみたいな甘さと衝撃の合わせ技な歌詞。それでいて「本当の気持ち教えて お利口さんにしてるからずっと」ってまあ。あなた、なんていじらしくて素直になれなくて可愛いギャルなの?バトルモードな演奏に飲み込まれて、沼に堕ちてしまえ。

 

 

ヨコハマクール


ギャルはそのまま鬱陶しさと気だるさと焦燥を抱えて朝帰りする。「復讐なんかしないわ 仕返しなんかしないわ フラれていないから」ってまたあなた。どうして私たちのみっともない失恋の仕方知ってるの?未練なんかないフリしてべったべたに未練残してる女の最後、あっけらかんと歌わないでよ。乾いた悲しさに泣いちゃって、くだらない朝に戻るのに溜息しながら沼に堕ちてしまえ。

 

 

秘密のデート


男の抱く幻想の「女」、私の生き方である「女」、違うから困るんだよね。「来て来て あやとりしようよ」ってそんな馬鹿な。狂ってる。*1「ウルトラ酔っちゃったよん」って言わなきゃあなたの好きな「女」になって口説いてもらえそうもない、痛い痛い恋心。うわ、わかるってとき。あるよね。ありすぎるよね。悪い男にダメな私。ああ、強い酒持ってこい。
猟奇的な愛と自己嫌悪の深さを味わって沼に堕ちてしまえ。

 

 

スーパーサマーライン〜消えたはずのセレブのあいつ〜


いきなり真っ正面から正統派爽やかノスタルジーが来るんじゃなくて、悪酔いして苦しかった夜が明けたときにふとやってくる。そんな夏。はい、こういう変化球好きな人は手を挙げて。*2
歌詞のおもちゃみたいな可愛さがぎゅーっと胸を締め付けて、歩くようなテンポに刻まれるリズムが私たちのときめきを表す。スイカバー買いに行きたくなって沼に堕ちてしまえ。

 

 

オールドミス


はい、そこそこ年齢重ねてしまって自分に自信を失い始めているそこのあなた。集合。
ふんわりと気品があって、美しい情景を描きながら、押し付けがましくない私らしさ、誇り、芯の強さ、内面の麗しさ、全部見せてくれる。あなたはあなたのまま美しくあれば良いのと教えてくれるように。
言葉のセレクトがいちいちセンス爆イケ。どうなってんの。ああ、理姫さんと一緒なら売れ残ったオールドミスで良いわ、と思うほど沼に堕ちてしまえ。

 

 

うたかたの日々


「白い朝の 白いシーツに
ダイブしてもまだ
街道裏の あの灯りは
消えないんだよ おやすみ」
ああもうこの歌詞だけで好きな気持ちが抑えられない。表現力おかしいでしょ。ずんずん落ち込んでいくような、深海のような暗い世界に沈んでいくような、そんな世界にぽつりと私たちを連れていく。静かに苛立つ気持ち、遣る瀬無さ、虚しさ、ああもう私たちの心だこれは。この紫煙みたいなうだる気分に浸ったあの日を思い出して沼に堕ちてしまえ。

 

 

ブラック


8ミリフィルムくらいバズっても良いんじゃない?ってくらいアカシックofアカシック
「浮気したら」という仮定に対して、「半殺しか全部壊して飼い殺しにするから」と断言する。愛は狂気であり凶器。そんな人に、胸キュン必至メロディで「愛おしくって抱いてあげる 夢ん中にいてもキスしてあげる」と言われる破壊力たっぷりの愛情。狂喜で乱舞。パスポート持ってこい。
「いつか棄てられるなら あたしは好きにやるわ」って自信のなさと覚悟の決め方が超かっこいいのに超切ない。愛は憎しみと隣り合わせだということに気づいて狂って愛おしくなって沼に堕ちてしまえ。

 

 

ロマンス


するりと忍び寄る不穏な激情。妖しい夜、危ない私。安全な恋なんてあるの?私が傷つくことのない、妄想通りの恋なんてできるの?この歌からそんな問いかけを受けているような気分になる。
次第に強くなる歌声が張り裂ける心を示すようで、不穏さはどんどんと増えていく。めんどくさい私たちって結局こういう言葉をもらわないと共感なんてできないの。「最終電車の隅に座って」夜に紛れて消えたくなる日に聴いて沼に堕ちてしまえ。

 

 

エンジェルシンク


音も言葉も全部が私を泣かせるために存在するのかという程に泣かせにくる曲。最初聴いたときは心臓に穴が開いたと誤解するほどこの曲のことしか考えられなくなった。このブログで散々アカシック好きアカシック最高アカシックを聴けって騒いでるけど、私の一曲を選べと言われたらこれかもしれない。*3

「あのね 数えれば いくつも終わりがあった」って冒頭からずるい。愛をいくら語っても、この歌は終わる必然性があった恋の話なのだ。辛い。苦しい。そんでもってさ、終わりが「さよなら いつか」なんだよ?終わるしかなかった恋に向けるその言葉、えぐいほど涙で歌詞カード濡れる。確約のない「いつか」という言葉で締めくくるほど決別を選んだ愛を目の当たりにして沼に堕ちてしまえ。

 

 

夢遊


「好きにならないで」「嫌いにならないで」が同時にやってくる、適切すぎる心理描写。そうなんだよ、好きだし嫌いなんだよ。
絶望に瀕し、別れを受け入れられない、受け入れたくない感情に苛まれる様子。酷なくらいに、生々しいくらいに、そんな本当の姿がぎっしり詰め込まれてる。
理姫さんの歌い方が、絞り出す弱音とか、張り詰めた孤独とか、倦怠感とか、ぜーんぶごっそり洗い出す。終わりを知らないアウトロが、その気持ちに更に畳み掛ける。止まらない涙に気づかないまま沼に堕ちてしまえ。

 

 

 

反省します。

 

「大切なお知らせ」で心が沈没した後なので本当にお口が悪いブログです。すみませんでした。

でも、好きな気持ちとか好きなところとか何一つ嘘がないなぁと思ったのでやけくそで載せました。はっはっは。

 

もうね、いつでも言うよ。アカシックを知ってくれ、って。ファンで一番諦めの悪い女で良いわ私。それでは!

 

 

 

tsukino25.hatenablog.com

tsukino25.hatenablog.com

 

 

他の記事

 

tsukino25.hatenablog.com

tsukino25.hatenablog.com

 

*1:その誘い文句で来てくれるのは野比のび太しかいない。

*2:月野は挙手した。右手を高く、高く、天井に届きそうなほどに。だがしかしキーボードが打てないので呆気なく下ろした。

*3:鶺鴒と決勝戦をしたい